あなたはアンティークコイン投資を

ご存知でしょうか?

現在は感染症や世界的なインフレ、

ウクライナ侵攻による有事などにより、

「現物資産」に興味を持つ方が

増えています。

アンティークコイン投資は今までは

富裕層と呼ばれる人たちが

行っていた投資でした。

しかし最近ではSNSやYouTubeなどで

情報発信が活発になり、

一般的に認知されるようになってきました。

情報発信が増えたとはいえ、

まだまだわからないことも

多くあると思います。

そこで今回はあなたが初心者だとしても

しっかりと理解できるように

アンティークコインや投資方法について

ゼロからご紹介します。

最後まで読むことで

アンティークコインへの抵抗感もなくなり

投資に興味が湧いてくるはずです。

そもそもアンティークコインとは

それでは最初にアンティークコインの定義についてご紹介します。

アンティークコインとは、

主に「封建制度があった中世時代の外国のコイン」です。

国により封建制度の時期が100年単位で異なるため、

明確に「何年から何年までのコイン」といった定義はありません。

中世より前の紀元前のコインを

「古代コイン」と呼び、

中世以降の昭和初期ごろまでのコインを

「近代コイン」と呼びます。

さらに戦後から現代までに作られたコインを

「現代コイン」と厳密には区別しています。

ただし、現在は「アンティークコイン」という言葉は耳障りの良い言葉なので、

「100年前のコイン」や「10年前のコイン」でも「アンティークコイン」と呼ぶ業者もいます。

アンティークコインは金や銀などの

高価な貴金属で作られていることが多いため、素材そのものに価値があります。

古銭とアンティークコインの違い

アンティークコインと似たもので

「古銭(こせん)」があります。

古銭は一般的に明治維新以前に作られた

「日本のお金」のことです。

アンティークコインが

「外国のコイン」なのに対して古銭は

「日本のお金」です。

古銭も大判や小判などは

非常に価値が高い現物資産です。

アンティークコインの魅力

ではなぜアンティークコインに投資をするのでしょうか。

それは、アンティークコインの供給量が決まっており「希少性」があるからです。

お金はたくさん刷れば刷るほど、

数が増えるのでインフレになり、

お金の価値は下がっていきます。

例えば、第一次世界大戦で敗戦したドイツは

戦勝国に賠償金を支払うために、

お金をたくさん刷りました。

その結果としてお金の供給量が爆発的に増えたため、ハイパーインフレになりました。

結果として貨幣価値が「約384億分の1」になったのです。このインフレにより今まで銀行で貯金していた人は全てが無駄になってしまったのです。

このように供給量が増えると、

お金は相対的に価値が下がってしまいます。

アンティークコインは保有すると価値が上がる

その点アンティークコインは、

封建制度時代の古いお金になるので

新しく発行するということがありません。

新しく発行するとそれはもう

「アンティークコイン」ではなくなります。

つまりアンティークコインは

供給量がすでに決まっているので、

価値が減少しにくいのです。

またコインの紛失などが起こり逆に供給量が減る可能性もあります。

そうすると、希少性が高まりコインの価値はさらに高まります。

さらに、アンティークコインは持ち続けることで、どんどんとコインが古くなっていくのでその価値がプラスされます。

1930年のコインでも、

2030年になれば「100年前のコイン」となり「希少性」が上がっていくのと同じです。

アンティークコインは持ち続けることで

価値が上がっていきます。

アンティークコイン投資の仕組み

アンティークコインは投資の対象となります。

アンティークコインは株のような「配当金」や

不動産の「家賃収入」のような「インカムゲイン」はありません。

しかし購入した時よりも高い金額で売ることができれば

「キャピタルゲイン(売却益)」を受け取れます。

例えば、「10万円」でアンティークコインを購入して

それを3年間持って、鑑定してみると「100万円」になれば、コインを売ることで「90万円」の利益になります。

アンティークコインはすぐに価格が大きく上昇するものではなく、長期間保有をして利益を得るような投資です。

1週間で価値がすぐに上がるようなものではありません。

またリスクヘッジとしても役立ちます。

銀行で貯金をしているとインフレが起こると

現金の価値が下がってしまいます。

その点、銀行に貯金しているお金でアンティークコインを購入すれば、

購入時よりも高い金額で売却できる可能性があるのです。

アンティークコインの上昇率

ではアンティークコインの上昇率はどれくらいなのでしょうか。

イギリスの不動産投資会社で

毎年各現物資産のレポートを出しているKnight Franck社の

「The Wealth Report2021」によると、

アンティークコインの2021年の直近12ヵ月の上昇率は「‐1%」となっております。

しかし、過去10年間の上昇率は「72%」です。

これは100万円を投資したら、

10年後に「172万円」になっているということです。

短期的な上昇率は下がっておりますが、

10年間の長期で見ると、着実に利益を増やしています。

参考URL|Knight Franck社|「The Wealth Report2021」

アンティークコインと金との関係性

アンティークコインは、「金」とも関係しています。

その理由は、アンティークコインの素材が

「金」でできていることが多いからです。

素材が金のコインであれば、金の価格が上昇するごとに、

アンティークコインの価格も上昇します。

一般的に金は戦争や、パンデミックなどの「有事」が起きると価格が上昇する傾向にあります。

最近ですとロシアのウクライナ侵攻により金の価格が高騰しました。

当然金でできているアンティークコインの価格もこれに連動して上昇します。

このようにアンティークコインは有事の際の投資としても最適です。

アンティークコインの9つのグレード

アンティークコインは、状態や製造方法によって、グレードと呼ばれる「評価」が変わってきます。

グレードは、世界で1つに統一されているわけではなく国ごとによって評価が変わっています。

今回は代表的な「コインの歴史が長いイギリスの評価」と「日本の評価」をご紹介します。イギリスと日本のグレードは全部で9つあります。

さらにグレードの中にも「+」と「-」の評価があります。

「+」はそのグレードの中でも上位にあるもので「-」はそのグレードの中でも下位にある品質ということです。

最高グレード:PF(Proof)

最初に紹介するのはグレードの中で

最高のグレードのPF(Proof)です。

日本ではそのまま「プルーフ」と呼ばれます。

PFのコインは流通させるためのコインではなく、贈答品用などの特別な目的のために作られたコインです。

金の板にプループ用の金型を使って製造をします。傷がないように丁寧に扱われており、

希少性が高いため、価値も非常に高いです。

2番目のグレード:PL(Proof Like)

次はPL(Proof like)です。日本では「プルーフライク」と呼びます。

プルーフライクは文字通り、「プルーフのようなもの」です。

プルーフを製造後に、量産用としてコインを製造するのですが、初期の量産コインは「プルーフのような」傷が少なくクオリティの高いものがあります。そのようなコインがPLのグレードです。

3番目のグレード:FDC(FleurDeCoin)

FDC(FleurDeCoin)は日本では「完全未使用品」という意味です。

完全未使用品ですが、多少の傷がある場合があります。

これは、現代の金貨と製造方法が異なっていることや、

流通時に傷がついてしまうことがあるからです。

4番目のグレード:UNC(Unicirculated)

次のグレードはUNC(Unicirculated)です。

日本語では「未使用品」という意味です。

流通されていない製造された状態のままのコインです。

こちらのFDCと同様に製造時や運搬したときに傷が発生しています。

また銀貨などは経年変化で変色していることもあります。

5番目のグレード:AU(AboutUnicirculated)

5番目のグレードはAU(AboutUnicirculated)です。

日本では「準未使用品」と呼ばれます。

完全未使用品とは違い、流通されたことがないわけではありません。

しかし状態が良く傷が少ないので、未使用品に近い状態のコインです。

6番目のグレード:EF(ExtermelyFine)

次はEF(ExtermelyFine)です。日本では「極美品」という意味です。

流通や保存の過程で傷がついておりますが、

デザインがハッキリと判断ができる状態のコインです。

デザインがどれくらい認識できるかで、この後のグレードと区別されます。

7番目のグレード:VF(VeryFine)

次のグレードはVF(VeryFine)です。日本では「美品」という意味です。

デザインの細部が摩耗などによりはっきりとしていませんが、

本来のデザインは判断できる状態のコインです。

8番目のグレード:F(Fine)

次のグレードはF(Fine)です。日本では「並品」です。

これは流通や保存状態により傷が多く劣化が進んでおり、

本来のデザインの判断ができない状態のコインです。

9番目のグレード:VG(VeryGood)

最後のグレードは、VG(VeryGood)です。

これはFと同様で、傷や摩耗が多く、

本来のデザインが判断できない状態のコインで、さらにFよりも状態の悪いコインのことです。

アンティークコイン投資の3つのメリット

では続いてアンティークコインのメリットを3つに絞ってご紹介します。数ある投資の中でも富裕層などになぜ人気なのか。メリットを知ることでより理解することができます。

メリット①維持費・メンテンナンスが不要

アンティークコインの1つ目のメリットは、

維持費とメンテナンスの費用がかからないことです。

例えば不動産投資をする場合は、

「固定資産税」が毎年発生します。

また何年かに1度修繕をすることが必要です。

その点、アンティークコインは購入後に税金が一切かかりません。

さらにメンテンナンスなども一切不要で維持費がかからず、購入時に発生する費用以外の余計な費用が発生しません。

メリット②持ち運びが簡単にできる

アンティークコインは、

ポケットに入れることができるコンパクトな資産です。

現物資産の投資では絵画やワインなどもあります。

その中でもアンティークコインが

もっとも持ち運びがしやすい資産です。

そのため、災害などがあった場合も

すぐに持ち運ぶことができます。

メリット③小額からでも投資を始められる

アンティークコインは不動産のように

数百万円必要な投資ではありません。

数十万円の投資から始めることができます。

銀行に100万円以上投資をしているのであれば、

その一部をアンティークコインに投資することも可能です。

アンティークコインデメリット

それではアンティークコインのデメリットについてもご紹介します。

アンティークコインのデメリットは、

すぐに利益を得ることができない点です。

アンティークコインは長期保有を前提に

ゆるやかに上昇していく投資になりますので、買ってすぐに売ってしまうと、購入時よりもマイナスになる可能性があります。

購入時は、長期的な投資を計画して購入することがおススメです。

アンティークコインの3つの購入方法

では実際にアンティークコインを購入する方法をご紹介します。

アンティークコインを購入する方法は3つあります。それぞれの特性を理解して自分に合った購入方法をご検討してみてください。

購入方法①実店舗で購入する

最初の購入方法は実店舗で購入する方法です。

実店舗のメリットは実物のコインを見ることができることです。

また、ディーラーの方と相談をしながら

自分の予算の中からおススメのコインをご紹介してもらえます。

知識が全くない状態でもディーラーの方を信頼すればコインを購入することができます。

購入方法②ネットで購入する

2つ目の購入方法はネットで購入する方法です。

この方法の場合、日本だけでなく海外の店舗のコインも購入することができます。

アンティークコインは日本よりも海外のほうがコレクターが多いです。

そのため海外の専門店のほうが種類が豊富です。海外に直接行く必要がなくネットですぐに購入することができます。

購入方法③オークションで直接購入する

最後の購入方法はオークションで直接購入する方法です。

オークションはオークション会社が運営しています。

オークション会社は世界で数十社ほどあり、

ネットでオークションに参加することもできます。

オークションは自分でコインを選ぶので、

コインの専門的な知識が必要です。

しかしお店で購入するよりも安い価格で購入することができます。

まとめ

今回はアンティークコインの投資方法についてご紹介しました。

現在は災害や感染症、さらに世界情勢も不安定になっています。

そのため、アンティークコインなどの

現物資産の価格が上がりやすい状況です。

余裕な資金がある場合は、リスクヘッジも兼ねて

アンティークコインに投資してみてはいかがでしょうか。